僕は福岡の大学に通う20歳の貧乏大学生です。親父が入院して仕送りが激減のためバイトは2本入れてますが、苦しい生活をしています。逆援助交際の話しをバイト先の先輩から聞いて半信半疑で逆援助系のサイトに登録しました。僕にとってこの話はエッチなしでも、2時間で3万円いただけた夢のような話しです。

あり得ない話しと疑いながら

登録はしたものの、おばさんに命令されるエッチなんて気が進みませんでした。そんな時、75歳のおばあちゃんの「自宅で話し相手お願いします」の書き込みに反応しました。メールを入れて2日後に「家に来られるの?」という返事がきました。

トラブルに巻き込まれるのもイヤなので、慎重に言葉を選びながら本当にエッチしなくてもいいのか確認しました。もちろんしなくてもOKという返事です。「福岡のおばあちゃんだと思って家に遊びにおいで」の言葉を信じてバイトを調整して行くことにしました。

でっかい敷地にでっかい家

おばあちゃんの住所がよく分からないので、バイト先で住宅地図をコピーして準備万端です。とうとう当日になり、お金がないので自前の自転車で1時間かけて家に到着しました。古そうだけど高級旅館みたいなでっかい日本建築の家でした。

どっから入っていいのか分からないような、お城顔負けの門構えです。少しビビッてしまいましたが思い切ってインターホンを押すと上品なおばあさんが出てきました。「どうぞお入りください」と言われるままに中に入ると、外から見た感じと違って結構洋風な作りになっています。本物のセレブとはこういうことなんですねぇ。

セレブ気分の楽しい時間

リビングに通されて2度ビックリ、ホテルのロビーみたいなシャンデリアに凄く高そうなソファー、見たこともないような大きなテレビに口もあんぐりなりました。セレブおばあさんがお昼ご飯に寿司をとってくれることになりました。

いろんな話しをしました。10年前に亡くなったおじいさんのこと、一人息子の奥さんはアメリカ人で息子さんと一緒にアメリカで暮らしていて寂しい思いをしていることが見えてきました。気がついたら自分のことも全部話していました。ピンポーンが鳴って、入ってきたのは30代位の夫婦と4、5歳位の男の子二人でした。

腹立つわぁ~ 最後の最後で落とされた

やばい親戚に違いない、生きた心地がしないまま届いた寿司をみんなで食べました。何食べてるか分からない位嫌な雰囲気です。しかし、なぜかセレブおばあさんと親子の会話は噛み合っていません。

僕はお金をもらってとっとと帰ることにしました。お礼を言って自転車にまたがったとき親子のお父さんが追っかけてきました。「君いくらもらったの?」と聞かれ驚いていると、「うちらが月20万で引き受けるからもう来なくていいぞ」といわれました。逆援助を取られたのも腹が立ちます。しかし一番心配なのはセレブおばあさんです。